SEO対策で競合と差をつけるために身につけておくべき3つのスキル

今までは「冒険の書」というブログで主にアフィリエイトネタについてブログを書いていたのですが、今後はアフィリエイトだけじゃなく、

全てのWEBメディアを運営している方に読んでもらえるようなブログを作りたい

ということで、新たにブログを作りました。

アフィリエイトネタについては引き続き「冒険の書」で更新しつつ、こちらのnanairolabではSEOだけでなく、広告・デジタルマーケティング全般について書いていこうと思っています。

まずはいつも通りSEOネタになるのですが、2016年から2017年にかけて大きなニュースが数多くありました。

ペンギンアップデード4.0のロールアウト、手動ペナルティラッシュ、WELQ騒動からキュレーションアップデート(勝手に名付けました)によるキュレーションメディアの順位下落などなど、

2014年夏からずっと平和だったSEO界隈が今は激動すぎて、今後どういう形でサイト運営をしていけばいいのか、方向性を決めるのが難しくなってきました。

そこで、現状の環境を踏まえて、今後どういう舵取りをしてサイトを運営していけばよいのか、個人的に考えたのでまとめてみました。

SEO対策の大きな分岐点

今年はSEO対策を考える上で大きな分岐点になる年になると思っています。

理由は、

  • スパム対策の強化
  • 共起語・網羅性によるコンテンツ均一化
  • キュレーションアップデート

の3つです。

スパム対策の強化

まず、中古ドメインを使って自演リンクを送って狙ったクエリで上位表示を狙うスパムの取り締まりが本格的にきつくなりました。

2014年の夏のペナルティラッシュ以降Googleで大きな動きが無かったため、アフィリエイト界隈では、ビッグワードやミドルワードと呼ばれる検索数が多く上位表示すると売上が大きく上がるクエリは、常にスパムを行なっているサイトが上位を独占する状態になっていました。

ですが、2016年の9月にロールアウトされたペンギンアップデート4.0以降、僕の見ているクエリでも大量にサイトがgoogleからペナルティを受けて飛ばされて、未だにペナルティは続いています。

今、自サイトのアクセスを増やすために、安易に中古ドメインを使った自演リンクによるスパム行為を行うことは、せっかく育てたドメインを失ってしまうリスクが高いです。

共起語・網羅性の浸透によるコンテンツの均一化

中古ドメインによる自演リンクの取り締まりがきつくなったと同時に、コンテンツによって評価を上げて上位表示を目指すという人が増えてきました。

自身でコンテンツを書いて更新をしていた人ならかなり前から気付いていたと思いますが、googleのアルゴリズムが、リンク評価の他に、コンテンツの「網羅性」を評価していて、特定クエリに関連するあらゆる「共起語」を網羅してコンテンツを作ることで、リンクに頼らずに上位表示が狙えるようになりました。

実感値としても、この「網羅性」は一定以上の効果はあると感じていますし、最近は、競合サイトを分析して、自サイトに足りない共起語を分析することで網羅性を高める「ミエルカ」というツールが販売されて、大人気のようです。

網羅性を高める必要性についていち早く気づき、ツールを開発して販売するというスピード感は凄いなと思いますし、実際にミエルカを使ってビッグワードで上位表示に成功している知り合いもいるので、効果があるツールなんだと思います。

ですが、こうったツールが浸透すればするほどコンテンツの網羅が容易にできるようになり、競合との差が無くなってしまうことが考えられます。

これをコンテンツの均一化と呼んでいますが、Googleが相対評価である以上、結局コンテンツに違いがなくなると、その他の部分で勝負せざるを得なくなります。

キュレーションアップデート

さらに、キュレーションメディアが一部大きく順位下落するアップデートがありました。

このアップデートに関しては諸説あると思いますが、個人的な感想としては、昨今のキュレーションメディアで起きた「写真の盗用」や「コンテンツの盗用」の問題を含めて、Googleはよりオリジナルのコンテンツを重宝するようになったのかなと思っています。

メディア風のサイトは全て「キュレーションメディア」という括りで見られがちですが、自社できちんと調べて書いているメディアもあれば、引用だけで成り立っているようなメディアもあり、Googleは、大部分が引用だけでできているけど、外部評価などで検索エンジンで上位を占めていたメディアに対して調整を加えたと考えています。(個人の予測ですしきちんと書いていたように思うメディアの下落もあったため真偽は不明)

数年前から「オウンドメディア」という言葉が流行り始めて、WEBで集客をしたい企業が、自社でメディアを立ち上げて、安価のライターに大量に記事を書かせて自社サイトのアクセスを増やそうとしているのをよく見ますが、今回のアップデートでそういったオウンドメディアの下落も起きているかもしれません。

今後SEO対策で求められるスキル

上記の3つの問題を踏まえて、今後必要になってくるであろうスキルについて考えました。

1.サイト設計力

サイトの長期的な運営を考えた時に、今後は安易に中古ドメインを使った自演リンクなど、スパム行為は絶対に避けた方がいいです。

中古ドメインを使ったスパム手法をしていた場合、本数に限らず、ペナルティを受ける確率が一気に高くなります。

2本しかリンクしてないサイトがペナルティ受けたなどの話も聞きますし、少しだけならいいやと言う考えが通用しなくなってきているように感じます。

なので今後メディア運営を運営する場合、検索エンジンスパムをしてアクセスを集めるという選択肢は除いて考えた方が良いでしょう。

とはいえ、検索エンジンでアクセスを増やそうとする場合、外部のリンク獲得は必ず考える必要があります。

外部リンクの獲得については改めて書こうと思っていますが、そもそもサイトが外部リンクを獲得できる設計になっている必要があるし、外部リンクが獲得できる設計になっていないメディアはコンテンツをただひたすら入れてもジリ貧になるだけだと思っています。

2.文章構成力

文章構成力ですが、なぜこのスキルが必要になってくかと言うと、上述した通り、コンテンツが均一化してくるからです。

共起語ツールで、網羅性を確保するためのキーワードがずらりと出てきて、どんどん盛り込まれて行く流れになっているわけですが、ただ無作為に並べているだけだと、そのページにまとまりが無くなって、何について書いているのかわからない文章になってしまいます。

SEO界隈で、最近になって、滞在率や直帰率が評価につながっていると言う話題が出てきましが、自分で文章を書いて日々検証している人ならかなり前から気付いていた話です。

この直帰率や滞在時間の数値を改善させるためには、ユーザーにうまく興味づけをしてたくさんのページを読んでもらう必要があります。

興味を持ってもらって、たくさんのページを読んでもらうためには、きちんとユーザーのことを意識して、ユーザーのためにストーリーを作って、きちんと構成を作るスキルは必須です。

今長文が有利なアルゴと言われているのは、主に「網羅性」「滞在時間・直帰率」この二つが要因として挙げられると思いますが、この数値をより改善するスキルが重要となっていくと考えています。

3.語彙発想力

語彙の発想力とは、googleサジェストや共起語ツールなどでは出てこないような、細かいユーザーにニーズに答えるスキルのことを指しています。

ユーザーが検索するけどサジェストには出てこないような細かいキーワードをいくつ見つけてコンテンツを作れるかどうかと言うのが大事だと思っています。

ツールで出てくる部分は結局誰でも真似できる部分になるので、真似できないところでどれだけ競合と差をつけれるかと言う勝負になってくるので、よりユーザーについて深堀することができて、ユーザーのニーズを組み上げれる人がこの先有利になるだろうと予想しています。

リピーターができるサイト設計

今後確実に必要になってくるスキルは上述の3つのスキルですが、ここからは個人的な予測として書きます。

予測と言っても、すでに取り組まれている会社はたくさんあると思うので、今更感もありますが、「リピート率」の改善は今後絶対に取り組むべき内容だと感じています。

上述のサイト設計力は、外部リンクの獲得という視点でしたが、それとは別に、サイトを繰り返し見てくれるリピーター、ファンを増やす努力は今後必須になってくると思っています。

外部対策を除いてgoogleの評価を高めるために必要と言われている情報は大体出揃ってきていますが、代表的なものはこの記事でも紹介している通り、

  • コンテンツの網羅性
  • 滞在時間・直帰率

の二つです。

今後はこの二つの数値を改善させることで評価を上げようとする取り組みを皆さんされるんだろうと思いますが、おそらく限界があることに気づくはずです。(数値が一定まで行くと改善されなくなる)

そうなった時に予想されるのが、

  • コンテンツの網羅性は同じ
  • 直帰率・滞在時間の数値も同じ

という、コンテンツの均一化に辿りつきます。

なので、コンテンツ以外の評価という意味で、外部リンクを獲得するためのサイト設計は大事だと書きましたが、今後一つの指標として上がってくるだろうと予想しているのが、「リピート率」です。

これってサイトの改善をずっとしているとわかるんですが、

直帰率や滞在時間は一定までなら改善するのは簡単なんですが、リピート率はずば抜けて難しいです。

というかサイトの設計ですでに勝負が決まっているところもあるし、今自社で運営しているサイトはこれ以上改善できないなと思っています。

リピートを増やしたりファンを作るためには、SNSの運用なども必要となってくるでしょうし、結局ツール以外の部分が主戦場になってくるでしょう。

今、滞在時間や直帰率の話が出てきて、これからその数値の改善に取り組む方もいると思いますが、リピート率はgoogleアナリティクスでも見れますし、リピート率の数値の改善施策も同時に考えて行なった方がいいと思っています。

まとめ

ざっくりと今のSEOの現状と今後取るべき方策について書いてみました。

かなり個人的な主観も含まれているので、一個人の意見として読んでもらえたら嬉しいんですが、違う意見などがあれば是非教えていただきたいと思っています。

いつものことながら、どうしても長くなってしまうので、今回言いたかったことを簡潔にまとめると、

検索エンジンスパムという安易な手法は今後通用しなくなるし、コンテンツも便利なツールが出てきて差別化し辛くなってくるので、よりユーザーに寄り添った、たくさん読んでもらえてファンになってもらえるような、多くの人から応援されるメディア運営を目指しましょう。

という話でした。

SEO対策・メディア運営の相談はnanairoへ

nanairolabではSEO対策・メディア運営・広告運用のコンサルティングを行っています。

自社でメディアを作っているけどうまく成果が上がらずに悩まれている方は是非一度ご連絡ください。

コンサルティングの詳細に関してはお問い合わせページからご連絡下さい。

5 件のコメント

  • 共起語ツールやサジェストからの連想を網羅しようとすることによって、コンテンツが均一化していくというのはおっしゃるとおりだと思います。滞在時間・直帰率も考慮していましたが、リピート率をSEOに絡めて考えたことはありませんでした。新しい視点をありがとうございます。その他に影響する大きなものと言えばやはりドメインのAuthorityでしょうか。

    • yellowpadblog様

      コメントありがとうございます。

      ドメインオーソリティは当然評価に影響してくると思いますが、そのドメインオーソリティを高めるための施策が今回紹介した施策になるかなと思っています。

      その他はやはりSNSからの流入を増やすなど、SEOというよりも、メディア全体のプロモーションを行うことで様々なチャネルから流入を増やすことが結果的にgoogleでの評価を高めることになると考えています。

  • 西田様はじめましてこんにちは。
    三谷と申します。

    大変興味深く読ませていただきました。ありがとうございます。

    基本的な質問をさせていただきます。恐縮ですが。

    外部リンクの獲得といえば、真っ先に思い浮かぶのが「相互リンク」ですが、今後も相互リンクは有効なのでしょうか。それとも、スパム判定されてしまうのでしょうか。

    西田様のご意見を賜りたいと思います。
    不躾かとは思いますが、ぜひともよろしくお願い致します。

    • 三谷政喜様

      コメントありがとうございます。個人的な意見ですので参考程度に聞いていただければ幸いです。

      「相互リンク」というと一昔前のリンク集から貼られた大量のリンクをイメージされるかもしれませんが、そういった無意味な相互リンクは誰のためにもならないしスパム判定を受けても仕方ないと思います。

      ですが、生きたサイトの価値のあるページ同士から、関連性の高い相互リンク(相互にアクセスが流せるようなリンク)であればスパム判定を受ける理由が無いですし、一定の効果はあると考えています。

      googleが直帰率や滞在時間を把握できているなら、アンカーリンクがクリックされたかどうかについても当然判別できているはずで、ユーザーがリンクをクリックして別のサイトに飛んでいるということは、それは価値のあるリンクと判断することができると思っています。

      程度の問題もあるかもしれませんが、きちんとユーザーに新しい情報を提供する目的のリンクなら、相互リンクになったとしても全く問題は無いと考えています。

      • 西田様

        三谷です。早速お返事いただきまして誠にありがとうございます。
        返信が遅くなり申し訳ありません。
        ご教示ありがとうございました。大変勉強になりました。
        ありがとうございました。

  • コメントを残す

    メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

    ABOUTこの記事をかいた人

    株式会社nanairo代表取締役 メディア運営を軸とした集客を支援。nanairolabではSEO対策・リスティング広告などデジタルマーケティング全般について執筆