【対談】ゼニエモンが実践しているサーチコンソールを活用したコンテンツSEO

前回のペペラ対談に続きまして、今回はカードローンのコンテンツサイトの先駆けの「ゼニエモン」の運営者であるヒデさんと、コンテンツSEOについて対談してきました。

サーチコンソールの見方や、コンテンツの改善の仕方など、僕も聞いたことなかった話が色々聞けたのと、コンテンツSEOの話だけでなく、自演リンクをしていないにも関わらず、手動ペナルティを受けてしまった経緯なども教えていただけたので、サイト運営者の方は参考になると思うので紹介します。

ニシダ nanairo西田

今日はコンテンツSEOについてヒデさんとお話ししたいなと思っているんですけど、それよりも先に、なんでゼニエモンがペナルティを受けてしまって、しかも解除できなかったのかを教えれる範囲でいいのに教えて欲しいなと思いまして。

あれ自演リンクはしてませんでしたよね?

ゼニエモン ゼニエモン

いきなりのちょっと答えにくい質問(笑)。

はい、これに関してですが、

自演リンクは過去に付け、2014年3月にリンクの手動ペナルティとなった経緯があり、そこから

全ての自作自演のリンクを外し再審査リクエストを行い、2度目の再審査の2014年4月に解除となりました。

そこから2016年の10月にまた再度ペナルティとなったのですが、解除を行った時から自作自演でのリンクは行っていません。

ニシダ nanairo西田

すみません(笑)なるほど、一度ペナルティを解除してからは自演リンクはしてないっておっしゃっていましたよね!

なのにまたペナルティを受けたのは逆SEOが原因ですか??

ゼニエモン ゼニエモン

そうですね、、、逆SEOか検証か本人に聞かなかったのでわかりませんが、業者経由で、一度に50本くらいリンクを貼られたので削除してもらった事はありますがペナルティを受ける1年以上前なので、これは直接の原因ではありません。

というより、西田さんも一緒にこれは受けたので、二人でなんじゃこりゃって当時話しましたよね(笑)。

とりあえず、自作自演は行っていないので、自信をもって再審査リクエストを送ったのですが、再審査リクエスト時に、直接何のリンクがだめなのかを提示してもらう返答をもらいました。

これで、何のリンクがダメなのかということが明確となったのですが、いわゆる中古ドメインからのリンクを2本ほど提示されました。

ニシダ nanairo西田

あー、同じ逆SEO受けましたねそういえば、懐かしい(笑)これは誰かの発リンク分散か逆SEOって感じですね。

うちもたまに中古ドメインから完全一致のアンカーリンクで送られてることありますね、即効で否認しますけど。

これ否認するの忘れてた感じですか??

ゼニエモン ゼニエモン

そうですね。2本ほど、ずっと気に掛かっていたリンクはあったのですが、なんというか、考え方としては、

  • 自作自演でないからナチュラルという風に考えていた
  • 自作自演なのかどうかは判別できるかと考えていた
  • もし不正と判断されてもこちらに非はなくリンクジュースの無効化するくらいだろと思っていた
  • 今更この2本でどうにかなるレベルのオーソリティではないとサイトのオーソリティを過大評価していた
  • ひょっとしたらこれで上がるんじゃね?と下心があった(笑)

こういった事で、違和感は感じながらも、いや、俺自分でやってないしナチュラルリンク扱いしちゃっていいんじゃないかな~という言うとなれば、自分を肯定しつつ、下心を持って黙認したというのが最大の原因だったと思います。

やっぱり、再審査リクエストの時に、挙げられたリンクもこの2本をURL付きで提示されて、削除をお願いするか、ダメなら否認しときゃよかったなぁと思いました。

ニシダ nanairo西田

あーなるほど。確かに自分でやってないし大丈夫やろって思っちゃいますよね。

これ考えるとGoogleは自演リンクかどうかは判別できなくて、疑わしきは罰せよの方針でやってるってことですもんね。

怖すぎる。。

僕もよくリンク否認忘れてて数ヶ月放置しちゃったりするんですけど、こまめにやっておかないとダメですねー。。

ゼニエモン ゼニエモン
下心を出したらダメで、直感と違和感を感じたらキチンと一つづつ、対応する事が勉強になったので、結果的に叩けばホコリの出るような運営の脱却を考えると、それはそれでいい糧であり、経験になりました(笑)。
ニシダ nanairo西田

さすが、ポジティブですね笑

僕なら立ち直れないです。。

でも結局ゼニエモンはペナルティ解除できなかったんですよね。

それでここから本題に入るんですけど、

そのあとドメインを捨てて新規ドメインでまたゼニエモンを作り始めたのは知っているのですが、ちょっとびっくりするくらい短期間で上位に上がって来てて、びっくりしました笑

これはもちろん自演リンクなんてしていないと思いますし、いわゆるコンテンツSEOと呼ばれるものだと思うんですけど、コンテンツを作る上で何を意識されて作ってるんですか??

ゼニエモン ゼニエモン

笑。例え、今回解除できたとしたら、触るのが怖くなってしまって、サイトに対してより良いものにしていこうという意思が生まれないと感じました。

以前から、サイト自体はより良いものにしていきたい意思はあった反面、それがサイトに全くいかせていない事が、ストレスを感じる事が多かったです。

このページもっと改善したい、情報が薄いのを濃くしたいという気持ちをいつも感じていましたが、すでに上位に上がっている。逆に足したり書き換えたりで順位を下げたくないと妙な慎重さがありました。

あと何より、サイトへの情熱的な想いがサイト立ち上げ当初よりもかなり低くなっていたのもあります。

こういった事を加味して考えると、記事を書く事や情報を追求することに楽しみを覚えている人間なので、むしろこれからいじりたい放題になった方が毎日楽しいじゃん!という決断になり、0から始ようという決意をしました。

0からと言っても、サイト自体はそのままの形であるわけだし、検索エンジン以外でも1日当たり100人は閲覧に来てくれたりと強くてニューゲームを始めるようなものだなと思って再度取り組むようにしました。

ついでに言うと、

  • ローマ字ドメインで運営したかった
  • jpドメインを使いたかった
  • SSL化したかった

と言うような自分の美意識にも合わせたかったので丁度良いタイミングではありました笑。

今は、サイトのURLを変更して、3ヶ月と2週間程度ではありますが、PVだけの伸びで言うと、

  • 1ヶ月目 5,522
  • 2ヶ月目 6,039
  • 3ヶ月目 14,131

と言うような感じで、今月は15,000PVで、停滞時期を迎えたので次の評価が決まるまで、淡々とページの改善や、新規ページの追加などを行っていく予定です。

過去に自身で貯めていた、ワードで、ここは上げたいなというようなワードで2ページ目、3ページ目に入ってきてはいますが、これは自分でも全く意図していませんし、どのページが評価されるかはやってみないと分からないと言うのが現状です。

コンテンツSEOと言っても、やっている事は淡々と記事を書いている、情報の足りない部分に図解を入れる、追記するという事だけなのですが、意識している事は、

  • 直帰率と滞在率が余りにも悪いページは、キーワードの意味を深堀してコンテンツを作り直した
  • 古くなった情報は新しいものに更新した
  • FB広告などで、検索エンジン以外の人からでも流入がありどのように読まれるのかを調査した
  • タイトルとコンテンツにズレがあるページはタイトルを修正した

主に行ったのはこの4つです。

FB広告など経由でアクセスのあったユーザーは、検索以外からのユーザーなので、この属性からのアクセスに対してもじっくりと読みたいサイトだなと思ってもらえるように、滞在時間や、他ページへの動線など、本来、見たい情報があるから検索するユーザー以外にとっても、興味なかったけど、知りたい。知ってる事を自慢したい。

いざという時の為にこれは見ておきたいと有益に感じる事が出来るように、チューニングをかけているイメージです。

ただ、これは自己満足の世界だと思います(笑)

僕はこういった作業が大好きなので、やっているというだけです笑。

やっている事で、特に注意しているのが、クローラー側が判断したコンテンツの内容と、実際にユーザーが見るページの内容を一致させるという事です。

僕はアフィリエイトを始めて足掛け8年ですが、いつも渾身の記事が書き上がったと意気揚々とアップしても、全く鳴かず飛ばずのページとなったり、サラサラっと書いたページが高評価となったりとこのギャップってなんで発生するのかなといつも考えていました。

結果的に僕が、行き着いたのが、クローラーのページ単位の評価による判断と、書いている本人のコンテンツにズレが生じてしまっている状態でありながら、記事を誤った方向へ書いてしまっていたり、上げたいキーワードの意識をむき出しにしているから余計にもアンバランスな現象が起こるという答えになりました。

これは、なかなか言語化して伝えるのが難しいですが、記事の執筆時、又は追記時には、その時にクローラー側が判断したクエリを見ながら、それに合わせていくという形をとっています。

例えばの話ですが、

清水寺の四季の景色についての記事を書いたつもりが、「清水寺 駐車場」として高い評価で得てしまって、いや、こんなつもりじゃなかったのに、、という現象って経験ないですか?

ニシダ nanairo西田

あー、飛んだことで1から作り直そうってなったんですね!確かに下手に収益があると触って下がっちゃったら致命的なんで 中々いじれないですもんね。

それをきっかけにこだわりを全て反映させたサイトに変えたのか。めちゃくちゃポジティブですねやっぱり(笑)

でもURL変更して新規ドメインからスタートしたのに、すごいアクセスの伸びですよね。

あとはFBからもアクセスが増えてるんですね。僕も見つけたらいいね押してます(笑)

違うキーワードで評価されてしまうというのはやっぱりよくありますね。最近はだいぶ矯正できるようになりましたけど、外注記事は全くコントロールできませんね。

クローラーが判断したクエリを見ながらユーザーのためにもなる記事を作らなければいけないという点は今僕もすごく力入れているところですね。

僕もまだ言語化できてなくて、自分が取り組んでるジャンルの感覚でしかないんですけど、

「このクエリにはこのコンテンツが必要」というのがgoogle側であって、うまくそれがハマると大きなワードでもスルスル上がるんですよね。

逆にgoogleもユーザーも求めていないコンテンツを追加してもページがズルズル落ちていく感じがします。

カードローンに関しては結構な精度でそれがわかるようになって来たのですが、スタッフに伝えるのが難しくて苦労してます(笑)

やっぱりサーチコンソールと検索結果をひたすら見て答えを見つけ出さないとダメですよね。

ゼニエモン ゼニエモン

今考えるとポジティブではありますが、結構長いこと今後の展開を考えました(笑)その上で楽しくやれているので、結果として、この選択は自分にとって良かったと思います。

違うキーワードで評価の話ですが、全力で書いた記事が全く違う評価となって、本来の想定している検索ユーザーじゃない検索者なわけなので、当然、訪問者の滞在シグナルも良質なものが溜まりません。結果的にページにも、サイト全体に対してもオーソリティを溜め込む事が出来ません。

それにずれすぎている場合は、そもそもユーザーすら来てくれない可能性すらあります。

こういった場合は、僕の場合ですが、クローラーの判断に従い、記事構成を大幅に変えます。

変えると言うのは、サーチコンソールをじっくり見てみると、ページ単位で、必ずメインとなるクエリが存在しているので、まずこれを最も大きな「お題」として捉えます。

そこからいくつか、そのお題と組み合わせると相性のいい補助となるワードをいくつか抜粋し、そのワードに対してをどう言う風にこのページでは構成するべきなのかという事をメモ帳かエクセルなどで下書きしながら構成していきます。

それをテーマとして、再度、ページのタイトルと中身のコンテンツを見てお題的にもそれを訪問したユーザーにも適切な答えが書けているのかどうかを見直しながら調整していくという流れです。

お題が明確にした上で、再度全力で記事を書くのが僕は作業やっていて一番楽しい時で(笑)

僕はこの作業を「クローラーの執筆依頼」として呼んでいます(笑)

ただ、これは1ページに対し、約4時間~16時間(半日~2日分)ほど時間を使うので、効率的にはかなり悪いと思います(笑)

ただ、やはり成果の出ない時の時給換算はひどいものですが、時間と労力を掛けたコンテンツと言うのは後で考えると費用対効果が抜群であるというのを経験として持っているから出来ると言うのもあります。

先ほど、クローラーが判断したクエリを見ながらユーザーの為になる記事という言葉が出ましたが、これは本当にサイトを作る上で最も重要なことだと思います。

全力で何日もかけたコンテンツが、全く評価されない、別の評価をされてしまっているという状態では、ページとして書いている事は適切であっても検索ユーザーからすれば調べているのに、全く検討違いな内容だとなんだこれ!となり直帰されてしまうので、結局、価値のないページという事を意味するので、当然サイトの権威性や評価に対し貢献してくれないため、それを適切な形に変えていく為のチューニングを日々行っている感じです。

ただ、これに対してはやはり何度かクロールされてからの評価なので、すぐには結果が出て来ないので、30日~60日程度は様子見をして、サーチコンソールからクエリがどのように変化するのかどうかを定期的にチェックしています。

なので、僕は記事作成自体も非常に重要な作業だと思っていますが、それ以上に重要なのが、書いた記事と実際に訪れる検索ユーザーの知りたい事を的確に返せるような調整の方が遥かに重要な作業だと思っています。

ニシダ nanairo西田

なるほど、拾ってるクエリにコンテンツを合わせていくんですね!その発想はなかったな。僕はパワープレーで狙ったワードの評価を高めようとばかりしています(笑)

サーチコンソールは本当に使えますよね、Googleがどうしたいのか、サイトをどう見てるのかがよくわかりますし。

ゼニエモンを見ていて、すごい頻度でコンテンツを更新されていて、しかも超短期間で上がってきてて、一体何をしてるのかと思ってたんですけど、裏でやはりめちゃくちゃチューニングされてたわけですね。

納得しました(笑)

今後なんですけど、ゼニエモンをどういうメディアにされていくとか考えってありますか?

商標も取得されてたはずですし、ゼニエモンブランドで横展開面白いと個人的に思ってるんですよね。

その辺は考えられてますか??

ゼニエモン ゼニエモン

そうですね。例え、自分の中で渾身の記事だ!と思っていても違う捉えられ方をされてしまうと、意味がないので、コンテンツを作成し、1ヶ月程度である程度、評価が決まったタイミングで、サーチコンソールからクエリを見ながらお題を再確認し、そのお題についてを深く言及していくとう感じです。

訪問ユーザーと、クエリに合わせてコンテンツを書く事は、結果的に欲しい情報を欲しい属性に合わせてマッチングさせるわけなので、いいコンテンツの定義としては、「クローラーの判断したお題に対してをその情報が欲しいユーザーに適切に合わせてたもの」と定義し、今はガツガツ作業をこなしているという感じです。

今後の展開は、サイトの伸びの限界といわゆる「賞味期限」というものは今のところ僕はないというのが今までやってきたことの結論で、サイトは、「有限なれど無限に限りなく近い選択肢」があると思いますし、本人がここが限界というラインをひかない限り成長し続けるものだと思っています。

今のところ、どこが自分で限界と線引きするラインであるのか、ちょっと決めていないのと、成長に対してどこまで伸びるのか挑戦してみたい気持ちがあるので、ここを追求と探求をし続けたいと思っています。

また、サイトを通じて僕の知識も増えるので、勉強しながら自分の知識も深めれるので、やっていて楽しい事を追求出来るので、好きこそ物の上手なれではないですが、これが楽しいと思えるのが、最大の武器となるのは間違いないので、強みは生かしていきたいと言うのが本音です。

その上で、ユーザーに適切な情報を提供できるサイトとして機能出来れば、運営者冥利であるので、西田さんのおっしゃったように色んな横展開も、今は視野と構想があるので、道中楽しみながらサイトを運営していきたいと思います。

ニシダ nanairo西田

なるほど、これから一生更新を続けれるサイトになっていきそうですね!いやー、本当にサイト作りは終わりがないですね、やることが多すぎて絶望しています(笑)

これまで話していただいたことのまとめになってしまうんですけど、

今ってSEOもアフィリエイトも過渡期にあると思ってるんですよ。

全体の空気として、今後どうやって行こう…みたいに先が見えない状態になってる気がするんですね。

色々な規制もそうですし、googleのペナルティやアルゴリズムの変化もそうですし、なかなか対応していくのが大変な感じがしてます。

この状況の中で、ヒデさんならどういうサイトを作って収益化していくべきか、何か考えがあれば聞かせてほしいです。

これは読んでくださっている方向けです(笑)

ゼニエモン ゼニエモン

本当にエンドレスで課題と、どの段階に言っても問題点と言うのは発生するので、その都度楽しんで成長させ続けたいなと思っています。西田さんのおっしゃるように過渡期と言うのは、すごくわかります。

以前は、ある程度、こう施策すればこの期間には収益化出来ると言うのは、ある程度の経験値があれば予測は割としやすい環境でしたが、今はそれが難しい上、結果が出るまでに時間が以前よりも掛かるようになってきていると思います。

情報量も数年前と比較すると、魅力的なコンテンツや、徹底的な調査の元独自記事として展開されている記事など確実に濃くなっているので、インターネット上の情報自体が濃くなっており、インターネット上から拾える情報を集める真新しい情報がない、教科書的なコンテンツでは、結果的にドメインのオーソリティに頼った上位表示しか出来ないため、そもそもユーザーの目に止まらない事も現在でも多いですが、今後はドンドン顕著に現れてくると思います。

もちろんそのワードの教科書的なコンテンツも重要ではありますが、それだけの場合で、誰が書いたのか分からない様な記事は、ドメインの権威性を獲得するのに時間が掛かりますし、情報の鮮度が薄れる可能性もあるものなら、作りっぱなしでは当然評価は上がりません。

かと言って記事を作り続ければいいかというと、不要なページまで作りすぎてしまうと、キーワードとコンテンツがうまくマッチングしておらず、足かせでサイト評価とドメインの辞書属性に対し、競合又は、引っ張っているページ自体も出てくるので、そういったページをいかに活かして行くのかというもの今後重要になってくると思います。

直近の話で、あくまで僕の所感ですが、以前はページ数が多いと言うのは、競合要因はあってもマイナス要因というというものがあまりなかったように感じますが、今はサイトの構造によっては、クローラーを迷わせてしまう結果になり、マイナスに成りうる要因になりうると思っています。

ページ数が多い場合によく起こるのが、色々なキーワードを取り込みすぎてドメインに包括されている辞書が増えすぎ、結局ドメイン、又はディレクトリ(カテゴリ)トップで本来上げたいワードが上がらないようになるという事があると考えています。

これは、各ドメインには、辞書認知とブランディング認知が存在しており、以前はブランディング認知で、含んだキーワードを包括してくれていたと思いますが、今は明確にブランディングと辞書としての認知を別枠となっていると僕は、考えています。

ブランディング認知と言うのは、site:でサイトを検索した時にタイトルタグが置き換えられて、○○ – ブランディング名と言うように表示される文言がクローラーの判断しているブランディング名です。

もちろん、ブランディング認知で上位表示したケースよりも辞書認知されたページの方が、息が長いですし、ユーザーの検索意図を的確に返せるので、こちらのほうが、これからのサイトを運営していく上での今後最も肝となるところだと僕は考えています。

この辺りは、西田さんも体感されていると思います。

僕の妄想話で話がずれて申し訳ありません(笑)

つまり何が言いたいのかと言うと、いいコンテンツというものは僕の中で、今定義つけているのが、検索エンジンと検索ユーザーの両方にとって利益のあるハブの役割を果たす存在だと考えています。

その為に、クローラー側の判断をサーチコンソールのデータから実際に検索結果という形で表示されるクエリを元に構成の改善の繰り返し、そして、検索ユーザーの流入シグナルも、アナリティクスから読み取り、改善していく必要があります。

検索ユーザー側にとっては、すぐにでもそのサイトのおすすめの商品を購入したいという場合は、長々と文章の説明を言う前に、おすすめ商品のリンクをクリックしたいユーザーもいますし、そうなると当然直帰率は上がるのは当然です。

また、じっくりと読みたい、暇つぶし程度の読み物として読みたいという場合は、PVや滞在時間、再訪問率等を重視するなどクエリの意図を読みながらどの指標を重視すべきか自身で、調整していく流れなので、とにかく時間はかかりますが、僕はここを追求していくことが結果として時間はかかっても徐々に検索に一体化していくように馴染んでいく様子や、サイトを見たユーザーから問い合わせが来たりと自分の中で、やりがいを感じています。

やはり僕の中では記事を書いたり更新したり、ここ図解入れたら見てる人わかりやすいんじゃないのかと考えながら図解を作っているのが、最も楽しい作業であり、自信を持って出来る作業なので、今後もこれを追求していきたいなと思っています。

その上で、結果として収益化というものが付いてくるのであるのならサイト運営者冥利に尽きるという感じです笑。

ニシダ nanairo西田

ブランディングで上位表示されるケースというのはわかりますね、僕のカードローン単一がそうだったと思います。その場合はなんで上がってるかもわからないし下がり始めても何したらいいかわからないし歯止めが効かないので、やっぱりコンテンツであげた方が変動はあっても安定しますよね。

今までSEOの議論って、「ユーザーだけをみる」「googleをみる」の二つにざっくり別れてたように思いますが、ヒデさんはユーザーの動きを見つつ、googleが評価したいコンテンツと擦り合わせていくというような形でコンテンツを作られてますよね。

めちゃくちゃ難しそうなんで、また今度じっくり教えてください。笑

いやでも、今回の話でわかったのは、サイトを運営するならこれくらいの覚悟と作業が必要だということですね。

テキトーに外注記事入れてリンク当てときゃ上がるって時代はとっくに終わっているので、これからどうやってサイトを運営して収益化していこうか悩んでいる方にとっては、一つの選択肢になったと思います。

実践するのはめちゃくちゃ難しいと思いますけど笑

でも実際にゼニエモンのサイトを載せ替えて1から運営し始めて、もうビッグワードで1ページ目にきてるクエリもありますし、確実に一つの正解の方法だと思いますね。

僕ももっと真剣に頑張ります笑

今日はお忙しいところありがとうございました!

おしまい

この記事を書いた人

西田 祐樹
株式会社nanairo代表取締役 メディア運営を軸とした集客を支援。nanairolabではSEO対策・リスティング広告などデジタルマーケティング全般について執筆
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